【NST賞】ドリーム単走で伸び伸び 根本師も仕上がり満足

[ 2018年8月16日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=15日】午前7時で気温29度。台風13号の影響で暑さが和らいだ先週と違い、夏の太陽がギラギラと照りつけた。小野がジリジリと強い日差しを顔に受けながら辺りを見回すと、NST賞にドリームドルチェを送り込む根本師を発見。木陰にできた報道陣の輪に小走りで加わった。

 最終追いはダートコース単走で6F81秒9〜1F12秒9。いっぱいに追われて伸び伸びと駆け抜けた。指揮官は「しまいをきちんとやって併せ馬をしたいけど夏場だし疲れを残さず行きたいからね。状態はいいよ」と合格点を与える。新潟は昨年10月、準オープンの北陸Sを勝つなど【4・1・1・1】と好相性で、ダート6F戦【5・2・2・11】。コースも距離もベストだが「馬に聞いてみようか?大丈夫かって。“何言ってんだよ、あんたが使ってるんだろ”って言われちゃうな」と冗談が飛び出し口調は滑らか。熱い語り口の根本節が聞けたのは愛馬への期待が大きいからだと小野は感じ取った。

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2018年8月16日のニュース