【札幌記念】マカヒキ威圧感 ルメールも満面の笑み

[ 2018年8月16日 05:30 ]

<札幌記念追い切り>ルメール騎手を背に芝コースで追い切ったマカヒキ(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 マカヒキにルメールがまたがると、公開調教に駆け付けたファンがかたずをのんで見守った。芝コース、2角奥からスタート。濡れて黒みを帯び、威圧感を放つ馬体が4角からピッチを上げてスピードに乗ると、直線真ん中を力強く突き抜けた。馬なりで4F52秒8〜1F12秒2を計時。

 久々の再会にルメールが満面の笑みで話しだす。「凄くいい状態。動きも良かったし、走りのバランスと息遣いも良かった。ハミを取って凄くいい気持ち。私も凄くハッピー!」と「凄く」を連発。「ダービー馬で絶対能力はある。中山で勝っているから札幌の2000メートルは難しくない。(渋った)馬場も問題ない」。手綱から感じたあふれんばかりの感触を表現した。

 左後肢第1趾節(しせつ)種子骨剥離骨折で戦線離脱を強いられたが、「宝塚記念を使えるくらいだったが無理せずここへ。始動戦としては一番いい状態。結果が欲しい」と友道師。ダービー馬の反撃がここから始まる。(秋田 麻由子)

続きを表示

2018年8月16日のニュース