【函館スプリントS】スピリット、ゆったり仕上げ 充実7歳

[ 2018年6月15日 05:30 ]

函館ウッドコースで単走追い切りのラインスピリット
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 開幕週のメイン「第25回函館スプリントS」の木曜追いが函館競馬場で行われた。ラインスピリットはWコース単走。ゆっくりと動きだし、ペースが上がったのは残り3F付近。しまいも少し手綱を緩めた程度で、追うどころか気合を付けることすらなかった。時計は4Fが56秒4〜3F39秒6〜1F12秒5。オープン馬としては特筆すべきものではないが、感触を確かめた“不動の主戦”森一は満足そうに口を開いた。

 「先週まで栗東でやっているし、体の回復を優先させたいので、息を整える程度で。ゆっくり入るのは予定通りです。最後だけ軽く伸ばして、少し物見はしたけど、いい動きでしたよ」

 ベストではない1400メートル、しかも強敵相手の京王杯SCでも0秒2差5着に健闘したように、7歳とは思えない充実ぶりだ。今回が15回目の重賞挑戦。はるばるやってきた函館で、今度こそ頂点をつかみ取る。

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2018年6月15日のニュース