【下関・競帝王決定戦】峰、準完全で初V!“強竜モード”突入

[ 2018年6月15日 05:30 ]

G1競帝王決定戦を制し、優勝カップを手にガッツポーズの峰竜太
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 ボートレース下関の開設64周年記念G1「競帝王決定戦」の優勝戦(優勝賞金900万円)が14日、第12Rで争われ、1号艇の峰竜太(33=佐賀)が、江夏の猛追を振り切って優勝した。通算7回目のG1制覇。この優勝で賞金ランクは2位に浮上した。2着に江夏、3着に馬場が入線。2連単、3連単ともに1番人気での決着となった。

 最後まで“峰シリーズ”だった。1番クジで2連対率トップの52号機を引き当て、序盤は破竹の5連勝。完全優勝こそならなかったが、終わってみれば8戦7勝の準完全で下関周年を初制覇。優勝戦は超抜パワーの江夏に詰め寄られて「最後まで気が抜けなかった」と漏らしたが、エンジン抽選から誰にも主役を譲らなかった。オールスター2年連続ファン投票1位。“ファンにもっとも愛される男”が、“もっとも明るいナイター場”と評判の水面で光り輝いた。

 「前検から出足が良かった。いい部分を伸ばしてみようと、ペラを普段とは違う形にしてみたら、凄く乗りやすくなってくれた。しっかりと乗ることだけに専念できましたね。調整の引き出しを増やせたのは大きい」

 昨年まで3年連続最高勝率。それでも「SG、G1のタイトルは何個でも取りたい」と、進化を止めるつもりは毛頭ない。今節は結果のみならず、調整面でも大きな収穫を得た。次なる戦いは、同じ山口県の徳山で開催されるSGグランドチャンピオン。「下関周年を優勝できて最高の形で徳山へ羽ばたけます」。さらに強さを増した峰が“強竜モード”に突入。今度はグラチャン初Vに挑戦だ。

 ◆次走 峰竜太、山崎智也、池田浩二の次走は19日からの徳山SGグランドチャンピオン。松井繁、白井英治、石野貴之、毒島誠、桐生順平ら強豪と優勝を争う。江夏満は21日からの多摩川一般戦。中辻博訓、原田篤志、池永太らが参戦。馬場貴也は7月1日からのびわこ一般戦。吉川昭男、菊地孝平、市橋卓士らが出場。金子拓矢は20日からの三国一般戦。石橋道友、大峯豊、渡辺浩司らとVを争う。

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2018年6月15日のニュース