【大阪杯】戸崎 ダイヤ初騎乗で手応え十分「乗りやすい」

[ 2018年3月29日 05:30 ]

共同記者会見でサトノダイヤモンドについて答える戸崎圭太騎手
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 G1開催週の新企画「インタビュールーム ウマい話あり」。2回目となる今回は大阪杯でサトノダイヤモンドに騎乗する戸崎圭太騎手に話を聞いた。

 ――初めてサトノダイヤモンドに騎乗した印象は。

 「とても乗りやすい馬だなというのが第一印象。乗りやすいだろうなとは思っていたが、これほどまでに乗りやすいとは」

 ――追い切りの指示は。

 「直線でトップスピードに上げられるように、反応を確かめておいてくれと言われた」

 ――初めての馬に乗る時はどういうことに気をつける。

 「レースにいってどういう走りをしたら一番いいかなとイメージして乗る。折り合いがどうか、仕掛けての反応はどうか、とか。今日も癖やフットワークなどレースをイメージしながら乗った」

 ――闘争心もあった。

 「ちゃんと自分から行っていたし、強めに追った時も反応してくれていた。追い切り後の息が少し荒いかなというところはあったが(それだけ)動かしているので。十分いい状態だと思う」

 ――ダイヤモンドの走りのいいところは。

 「いいフットワークがずっと変わらないところ。最後で苦しくなっても頭が上がってこなくて同じフットワークで走れる」

 ――イメージはつかめた。

 「(課題を)考えさせられることなく臨めそう。今までの強い競馬のイメージ通りでいいのかな。枠順も大事だから、あとは枠が決まってからレースを見直して細かいところを確認する」

 ――騎乗依頼を受けた時の気持ちは。

 「気持ちがピリッとしてテンションが上がった。こういう馬にまたがれるのはジョッキーとしてうれしいこと。関係者に感謝している」

 ――これまでのレースで印象に残っているのは。

 「菊花賞かな。自分は東京競馬場にいたけど、見ていて1頭だけ違うな、と。続く有馬記念ともども能力があってこそのパフォーマンスだったと思う」

 ――前走の金鯱賞は3着だった。

 「金鯱賞前から大阪杯で乗せてもらえるかもしれないとは聞いていたので金鯱賞も“行け行け”と思って見ていた。陣営はあまり歯切れのいいコメントじゃなかったからどういう走りをするのかと思っていたが、負けはしたけど前哨戦の内容としては良かったと思う」

 ――デビューからずっとルメールが乗ってきた。

 「クリストフとは金鯱賞の後に競馬場で会った時に話をした。跳びが大きくてエンジンのかかりが遅いところがあるので、気をつけた方がいいとアドバイスしてくれた。内回りなので気をつけて乗りたい」

 ――自身は16年ヴィクトリアM(ストレイトガール)以来のG1制覇が懸かる。

 「もちろんG1は獲れるものなら獲りたい。そういうチャンスがある馬に乗せてもらっているし、今回はいいレースをというだけじゃなく勝ちにこだわりたい」

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2018年3月29日のニュース