【ドバイターフ】スティール完遂!手綱引っ張ったまま12秒1

[ 2018年3月29日 05:30 ]

手綱を引っ張ったまま追い切るリアルスティール
Photo By スポニチ

 2年ぶりのタイトル奪取に向けた“難解メニュー”を師弟コンビで完遂した。リアルスティールは厩舎所属の坂井を背にしてダート単走。序盤はゆったりと。後半は肩ムチ2発で気合を入れつつ、それでも手綱は引っ張ったままという内容で、4F53秒8〜1F12秒1を刻んだ。矢作師が最終追いの意図を明かした。

 「気合は入れるけど伸ばさないで、エネルギーをため込むイメージ。瑠星(坂井)は“腕がちぎれそう”と言っていたけどね。手前の替え方も、息の入りも全て良かったですよ」

 師匠は“よくやった!”と言わんばかりだ。2月の帰厩時は調整遅れが危惧されたが、「思った以上に良くなった。ドバイが大好きな馬で、こっちに来てから機嫌も良くなっているよ」と安どの笑み。鞍上は仏の名手バルザローナ。レースで初騎乗となるが、「ドバイの実績は間違いないし、ハミをしっかりかけて乗るスタイルもリアルには合っている」ときっぱり。全幅の信頼を置いて送り出す。

 ▼クロコスミア(西浦助手)良いリズムで走れていたし、順調に来ています。(今のメイダンの芝は)この馬には向いているでしょう。

 ▼ディアドラ(込山助手)終始馬なりで5F70秒1〜1F11秒8。反応が良く、いい動きでした。

続きを表示

2018年3月29日のニュース