中野 31日付で免許失効…“ラスト”は30日大井7鞍騎乗

[ 2018年3月29日 05:30 ]

 15日、騎手免許試験(継続)に不合格となり、31日付で免許失効となる中野省吾(26=船橋・渡辺薫)が30日、大井競馬最終日の7鞍に騎乗することが決まった。28日、出走投票が行われ、確定した。

 中野は17年度、15回と制裁回数が多く、その内容も悪いことから不合格となった。15日にこれを伝えられると無断で船橋競馬騎手調整ルームから退出。16日から29日まで実効10日間の騎乗停止となっていた。中野は「不合格となった後、各所に顔を出したところ、多くの方が応援してくれていることを知った。愛情を感じた。(30日に)騎乗すること自体がどうかと迷ったこともあったが、今は最後までしっかりと乗りたいと思っている」とスポニチ本紙の取材に対して語った。今年度の南関東競馬は30日がラスト。南関で騎乗するには再受験して19年4月1日以降の免許を再取得しなければならないが、中野は「騎手はもういいかな」と話すなど、再受験しない意向を示している。

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2018年3月29日のニュース