寺田祥 SG優勝祝勝会でGPへ意欲「次は黄金ヘルメットを」

[ 2017年12月7日 05:30 ]

関係者と鏡抜きで祝う寺田祥(右から2人目)
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 8月に行われた第63回ボートレースメモリアル(若松)を制した寺田祥(39=山口)のSG優勝祝勝会が6日、山口市内のホテルで行われた。SG10度目の優出で初制覇を決めた寺田を祝おうとファン、関係者約300人が集まった。

 「It is 祥 time」と書かれた、のぼりを掲げた関係者に誘導されて勇壮に登場。相変わらずのクールな表情。理恵夫人、琉兎(るう)さん、夢生(むう)さん、空詩(くう)さんの娘3人の家族とともに壇上で祝福を受けた。

 「緊張する間もなくエンジンが勝ってくれた。レースは真剣勝負。ミスはできないと思っていました。やっとスタートラインに立てました」と感謝の言葉を述べると、寺田の大好きなアーティスト、B’zが登場!?とはいかず、ものまね芸人だったが、ヒット曲メドレーで盛り上げた。今村豊、白井英治ら山口戦士たちもノリノリ。松井繁、石野貴之、瓜生正義、森高一真ら全国のSG覇者たちも最前列で寺田に拍手を送り続けた。

 97年デビューの寺田。地元の若手として期待され続け、20年目でのSG初制覇。優勝賞金の一部、100万円を日本財団と山口県周南市に寄付したことを発表した。さあ、獲得賞金ランク5位で10年ぶり2度目のグランプリに挑む。「SG初制覇できて、うれしい。次は黄金のヘルメットをかぶって山口に持って帰りたい」。表情はクールだったが、言葉の中身は非常に熱かった。

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2017年12月7日のニュース