【鳴尾記念】7歳レイアーにミルコ太鼓判「力のある牝馬」

[ 2017年6月1日 05:30 ]

 土曜阪神メイン「鳴尾記念」の追い切りが東西トレセンで行われた。7歳牝馬スマートレイアー(大久保)は、昨春の阪神牝馬S(1着)以来となるM・デムーロを背に最終追い切り。坂路でクィーンズベスト(4歳500万)の真後ろでジッと我慢、残り200メートルで内から馬体を併せると馬なりのまま首差先着した(時計は4F53秒7〜1F12秒2)。鞍上は「ラストまでいい動き。力のある牝馬で、どんな距離でも走れる。7歳で競馬も分かってるし楽しみ」と再コンビに意欲を燃やす。

 G1初制覇を狙ったヴィクトリアマイルは0秒2差の4着に惜敗。大久保師は「勝てる競馬をしているんだけどね。もう少し馬場が回復してくれてたら」と特殊な馬場状態を敗因に挙げた。阪神は8戦6勝と好相性。「大事に使わせてもらっているし、この年でも元気。展開とか馬場がかみ合えば、いい結果が出ると思う」と得意舞台で重賞4勝目を狙う。

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2017年6月1日のニュース