【函館記念】マテンロウボス 四位とコンビ復活、12秒0に好感触

[ 2016年7月14日 05:30 ]

四位を背に追い切るマテンロウボス

 中1週とあって強い負荷を求めていないマテンロウボスは函館Wコース単走。5F71秒7でラスト12秒0にまとめた感触を問われた四位は「息を整える程度。攻め馬はいい感じ」と、この日の函館の天候と気温同様に涼しげな表情を見せている。

 前走の巴賞で四位が騎乗していなかった理由は他場への重賞参戦があったため。21戦中10戦でコンビを組んでおり、特徴を含め勝手知ったる間柄だ。「この馬は昨年も函館にいたけど当時とは全然違う。トモ(後肢)なんかたくましくなっているしね」と、オープン馬に上り詰めた馬体の成長に目を細めた。

 小回りコース攻略の鍵を「そんなに器用じゃないからね。先行して教科書通りの競馬ができるわけじゃない。そういう意味では少し紛れた方がいいのかな。前が残るより後ろの馬にも流れが向くような展開が理想」と脚質面からの長所と弱点を交えて正直に明かした。四位はここを勝てば史上5人目となる函館の重賞完全制覇となる。

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2016年7月14日のニュース