【高松宮記念】アルビアーノ ルメール“スタート決めて好位に”

[ 2016年3月25日 05:30 ]

ルメール騎手

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、高松宮記念でアルビアーノに騎乗するルメール騎手を直撃した。

 ――アルビアーノには前走(オーシャンS5着)で初騎乗。第一印象は?

 ルメール 乗って感じたのは凄く乗りやすいということ。それは最初にすぐ感じました。

 ――しかしレースは最後方からになりました。

 初めての1200メートル戦ということもあり、前半は少し流れの速さに驚いていたようでした。それで後ろからになってしまいました。

 ――16番枠というのも響いた?

 大外枠ですからね。少なくとも何のアドバンテージにもならなかったのは事実だと思います。

 ――直線は前が壁になりました。

 いつでも加速できる手応えで良い雰囲気でした。ただ後ろからになってしまったのは厳しい位置取りでした。

 ――実際、直線挟まれる不利もありました。

 上手にエスコートしてあげることができず、勝負どころでは大きな不利。ゴールまでの距離が近くなってからの不利だっただけに痛かったです。

 ――それでも最後はよく伸びて5着まで追い上げました。

 彼女がゴールラインを通過した時、まだまだエネルギーがあり余っていました。完全に脚を余す形になってしまったので、あの着順が彼女の能力だとは思っていません。

 ――今回はもう少し前で競馬をしたい?

 1200メートルも2回目になるので前ほど流れに戸惑わないと思います。今回はしっかりとスタートを決めて良いポジションに座って競馬をしたいです。

 ――大本命視されていた昨年の覇者エアロヴェロシティに続いてダンスディレクターも回避。

 彼等の陣営にはかわいそうだけど、僕の馬がその分、チャンスが増えたのは事実だと思います。自信を持って臨みたいです。

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2016年3月25日のニュース