【朝日杯FS】エアスピネル 狙い通りの鋭い伸び12秒1

[ 2015年12月17日 05:30 ]

最高の最終リハを披露したエアスピネル(手前)
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 エアスピネルの追い切りは助手が騎乗して朝一番の坂路で併せ馬。4F52秒3~1F12秒1でコウザンアプローチ(2歳未勝利)に1馬身半先着した。笹田師は「先週はラスト1F(12秒3)が少し物足りないと思ったので、1Fを重点にやった」と説明。狙い通りの鋭い伸びに満足げな表情を浮かべた。

 デビュー2戦がともに完勝。師は「新馬戦は自信を持って送り出したが、結果を見てなおさら手応えを得た。2戦目で確信に変わった」と並々ならぬ手応えを示した。母エアメサイアが所属した伊藤雄二厩舎の助手だった師にとっても思い入れの深い血統。「先生は“やっとメッちゃんの子で走る子が出たね”と言っていた」と師匠の口調をまねて笑いを誘うと「ユタカくんが唯一勝っていないレースだというので余計に話題性があって楽しみにしてもらえるのでは。できればこの血統でプレゼントしたい」と力を込めた。

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2015年12月17日のニュース