【有馬記念１週前追い】内田２年ぶりゴールド騎乗「大人になった」

ゴールドシップ（左）は内田騎乗で併走馬に先着

　内田が２年ぶりとなるゴールドシップ（牡６＝須貝）の背中を満喫した。僚馬アドマイヤエイカン（次週のホープフルＳ出走）を２馬身ほど追いかけてスタート。ジワッと差を詰めて残り２Ｆから併走。追われる相手をラスト１Ｆから馬なりで引き離すと、最後は軽く気合を付けられてゴールした。４Ｆ５３秒９～１Ｆ１２秒２で３馬身先着。

　内田は「馬の上から見てて、本当に白くなったなぁと。意外と反応も良かったし、ラスト１Ｆ１２秒台は体を使えないと出ない時計だと思いますよ」

　大きく変化したのは見た目だけではない。精神面も別馬のようだった。

　「以前は身震いするぐらいにやばかったけど、大人になったのかな。以前に乗っていた時から、ゴールドシップは年度代表馬になれる器、と言ってきたけど、僕が降りてからも結果を残してくれて、それが間違いじゃなかったことを証明してくれたね」

　感謝の思いが尽きないパートナーへ、剛腕内田が万感の思いで追いまくる。