【京王杯2歳S】ミスターX 高素質レッドカーペットは崩れない

[ 2015年11月7日 05:30 ]

 東京11R・京王杯2歳Sはレッドカーペット。新馬戦で小倉2歳S王者シュウジの2着(0秒3差)と素質は高い。東京コースは初めてだが、左回りは【1100】と連対を外していない。大きな跳びの走りから長い直線も合うはずだ。

 前走・もみじS(2着)は4角で外に膨れるロスがありながら1分21秒7をマーク。これが過去10年の京王杯2歳Sの勝ち時計と比べても4番目の数字で優秀。もちろん今回のメンバー中最速の持ち時計で、2位トウショウドラフタに1秒差。高速決着になれば、まず崩れない。

 コンビを組むのは初来日のアッゼニ。今年のG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスS制覇など勢いに乗る若手。若武者コンビが初重賞Vを狙う。

 馬単(1)から(2)(4)(8)(12)(15)(18)

 京都11R・ファンタジーSはメイショウスイヅキ。武豊を背にした4日の最終追いが抜群の動き。余力十分の走りで、内から僚馬2頭に大差先着した。馬なりで6F82秒6~11秒8(CWコース)と、末脚の伸びは目を見張った。

 2着レッドカーペットを2馬身突き放した前走・もみじSはその武器の末脚が爆発。出遅れて後方からのレースになったが、直線一気の豪快な差し切り。勝ち時計の1分21秒4もさることながら、上がり3F33秒0はこの時期の2歳馬にしては破格だ。

 これまで3戦を経験したのも追い風となる。過去10年のファンタジーSはキャリア3戦組が5勝とトップ。課題の発馬さえ決めれば、持ち前の爆発力で一気に決める。

 馬単(9)から(1)(3)(4)(7)(10)(11)

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2015年11月7日のニュース