【ファンタジーS】キャンディバローズが混戦制し重賞初∨

[ 2015年11月7日 16:31 ]

ファンタジーSを制したキャンディバローズ(手前)

 「第20回ファンタジーS」(G3、芝1400メートル・曇・良)は7日、京都競馬場11Rで行われ、ルメール騎手騎乗の5番人気のキャンディバローズ(牝2=矢作厩舎、父ディープインパクト、母アフレタータ)がゴール手前で伸び、接戦を制した。勝ち時計は1分21秒9。

 キャンディバローズが好スタートを切るも、先行していったのはメジェルダ。2番手にタガノヴィアーレが続き、1番人気のブランボヌールが3番手に付けた。キャンディバローズはその後ろの4、5番手に位置を取った。

 メジェルダが先行したまま3、4コーナーを通過。タガノヴィアーレ、ブランボヌール、キャンディバローズが続き、レースは直線へと入った。

 直線では、逃げるメジェルダを後続の3頭が猛追。さらに、後方から追い上げてきたワントゥワンも加わって5頭による大接戦となった。5頭がほぼ一団となってゴールを通過したが、ゴール手前でキャンディバローズがわずかに差し切り、重賞制覇を成し遂げた。

 頭差の2着がメジェルダ、そこから鼻差の3着がブランボヌールだった。

 キャンディバローズは、初の重賞制覇。全成績は3戦2勝。

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2015年11月7日のニュース