【凱旋門賞】東京競馬場PV涙雨…悲鳴交じりのため息

[ 2014年10月6日 05:30 ]

日本馬3頭が敗れ、肩を落とす東京競馬場のPVでレースを見守ったファン

 東京、新潟、京都の各競馬場ではスタンドを開放してパブリックビューイングが行われた。日曜深夜、さらに台風による雨と悪条件が重なったが、東京競馬場は開門時に529人のファンが列をつくった。

 定刻の午後11時30分にゲートが開くと場内の興奮は最高潮に。中団を進むジャスタウェイ、後方でじっくりと脚をためるハープスター、ゴールドシップに「頑張れ!!」と声が飛ぶ。直線に入るとスタンド中から「行け!!」と絶叫が響き渡ったが、トレヴが先頭でゴールすると「わあ…」と悲鳴交じりのため息が漏れた。

 東京都町田市の森下優太さん(21)は「歴史は変えられなかったですね」、吉津彰夫さん(23)は「今年ずっと負けていたトレヴがここで勝ってしまうんですね」と無念の表情。また、牝馬ハープスターが参戦しているとあって、女性の姿も目立った。東京都練馬区の小高麻耶さん(28)は「残念だけど、また日本で活躍する姿を見せてほしい」と温かいエールを送った。

 なお、東京競馬場には2323人、京都は1252人、新潟は1229人が入場した。

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2014年10月6日のニュース