【日本ダービー】レッドリヴェール 馬なり12秒7、福永「順調」

[ 2014年5月29日 05:30 ]

坂路でアドマイヤランディ(左)と併せ馬で追い切られたレッドリヴェール

 レッドリヴェールは先々週、先週に続いて新コンビ・福永がまたがって坂路へ。最後までゴーサインを送るシーンはなく、全くの馬なりで4F53秒3~1F12秒7。追えばはじけそうな勢いを保ってアドマイヤランディ(3歳500万)に首差先着で駆け上がった。

 福永は「先週の追い切りで負荷を掛けているし、けさは相手に合わせる感じで、との指示でした。いいバネをしていて、乗っていて小ささを感じない。体は十分にできているし、息遣いもいい。順調に、予定通り来ているのが何よりです」と絶好の感触を伝えた。

 須貝師は「前走後はとにかく馬の回復を前提に調教を進めてきたんだけど、2歳のころより馬がしっかりしてメンテナンスに時間がかからなかった。思っていた以上に順調だし、具合はいいよ」と調整過程を振り返りながら状態の良さをアピールした。

 前走時418キロと小柄な馬体は先週の時点で424キロ。稽古をこなしながらも、この馬なりに見た目はふっくら。中6週で初の連戦、遠征競馬でも須貝師は「おそらく輸送して410キロ台。想定内で収まると思う」とみている。

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2014年5月29日のニュース