【ジャパンC】ミスターX ルーラー折り合いも距離延長も問題なし

[ 2012年11月25日 06:00 ]

 東京メーン11R・ジャパンC(G1)はルーラーシップに◎。宝塚記念はオルフェーヴルの前に、完敗とも言える2着。だが、ライバルがフランス遠征帰りの今回、付け入る隙はあるはずだ。

 過去、凱旋門賞に挑戦した直後にJCに出走した日本馬の成績は、06年ディープインパクト1着、08年メイショウサムソン6着、10年ヴィクトワールピサ3着、同年ナカヤマフェスタ14着。見事、JCを制したのはディープのみ。

 その当時は凱旋門賞が今年より1週間早く開催され、レース後の間隔は56日間あったが、今年は49日間。さらにオルフェーヴルはフランスでフォワ賞→凱旋門賞の2戦に出走したのに対して、ディープは凱旋門賞1戦のみ。オルフェにとって、海外遠征の疲労を回復するのは、かなり厳しいと言えるのだ。

 ◎ルーラーシップは前走の天皇賞・秋で出遅れるアクシデント、さらに直線は大外に持ち出し3着まで詰め寄った。勝ったエイシンフラッシュは距離ロスのない最内を強襲。ルーラーの方が競馬の内容は評価できる。折り合い面に不安がなくなった今なら、距離延長も問題ない。日本を代表する超良血馬には、国際舞台がよく似合う。

 馬単(13)から(3)(4)(8)(15)(17)

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2012年11月25日のニュース