【ジャパンC】ソレミア前日調整で快ピッチ 凱旋門賞馬の意地だ

[ 2012年11月25日 06:00 ]

凱旋門賞馬の意地を見せたいソレミア

 外国馬5頭の中で唯一、凱旋門賞馬ソレミアが意欲的な前日調整を行った。東京ダートコースでのキャンター。向正面から徐々にピッチを上げ、直線に向くとコーヘン助手が手綱を動かして合図を送る。しっかり反応し、ラスト1Fは14秒台前半まで加速。スピード感あふれる走りだ。

 「最後の400メートルだけ気合を付けて脚を伸ばしてみた。いい動きだった。調子は凄くいい。あとは本番を待つだけ」。歩様を確認したラフォンパリアス師は早口でまくし立て、「もう少しお湿りが欲しいが、芝の状態にも満足している」と続けた。

 初の海外遠征も、ここまでは順調に調整。指揮官は「強いライバルがたくさんいるし、レースは未知な部分が多い」と控えめだが「とにかく東京の長い直線はソレミアにとって魅力」と力を込めた。ここがラストラン。凱旋門賞馬の意地を見せる。

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2012年11月25日のニュース