【ジャパンC】ダークシャドウ馬体絞った 切れ味戻れば好勝負

[ 2012年11月25日 06:00 ]

 ダークシャドウは午前4時40分すぎ、坂路に姿を見せた。暗闇の中、栗毛の馬体が照明を浴びて輝いた。ゆったりと駆け上がった(4F67秒6)後、Wコースへ。しまい重点にサッと流した。力強いフォームで、ラスト3F43秒7~1F14秒2をマーク。橋本助手は「元気いっぱい。順調に調整できたし、いい形で送り出せる」と語った。

 前走の天皇賞・秋(4着)は8キロ増の馬体重。堀師は「馬体減りというウイークポイントに気を使って、逆に少し重めになってしまった」と振り返った。5歳を迎えて精神的に成長し、以前ほど輸送で体が減らなくなった。中間は太め解消に向けて、より負荷が掛かるWコース中心に乗り込んだ。橋本助手は「前回はトレセンで530キロ前後だったが、今回は520キロ前後で推移。10キロくらい絞れそう」と見通しを語る。続けて「瞬発力勝負では見劣りしないし、切れ味が戻れば勝負になる」と意気込んでいた。

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2012年11月25日のニュース