田面木 ラスト騎乗は17着「気がついたら30年。悔いはない」

[ 2012年11月25日 06:00 ]

引退レースを17着で終えた田面木博公騎手

 関東最年長で、30日付での現役引退を表明した田面木博公騎手(たもぎ・ひろまさ=50)が、東京2R・フォージドホウオーでラスト騎乗、17着で足かけ30年の騎手生活に別れを告げた。

 田面木は「無事にゴールに入れてよかった。気がついたら30年。もう毎週、騎乗馬のことを考えなくて済む。悔いはない」と語った。今後は杉浦厩舎の調教助手に。「(杉浦師は騎手時代の)同期だけど先生と呼ばなきゃ。立場は変わるが、馬に関わる生活は変わらない」と、すがすがしい表情で競馬場を後にした。

続きを表示

2012年11月25日のニュース