【日本ダービー】コスモオオゾラ最高潮12秒6

[ 2012年5月24日 06:00 ]

<日本ダービー>柴田大騎手を背に追い切るコスモオオゾラ

 コスモオオゾラの追い切りから引き揚げてきた柴田大が馬上で驚きの声を上げた。「そんなに速い時計が出た!?単走でフワフワと楽に走らせただけなのに…。よっぽど具合がいいんだ」

 前日の降雨で重くなったウッドチップを軽々と蹴り上げながら加速していく。蹄の先まで気迫のこもったストライドでWコース6F83秒8、ラスト1F12秒6。皐月賞の関東最先着馬(4着)は大一番へピークの仕上がりをアピールした。

 「皐月賞時よりさらに気配は上向き。今までで一番いい」と続けた柴田大。「皐月賞の上位3頭に比べると瞬発力がもう一息で東京向きとは言えないが、持久力には自信がある。誰か雨を降らせてください」とスタミナが必要な道悪馬場を待ち望んでいる。高橋博師も「上がりの時計が少しでも掛かるレースになってほしい」と語っていた。

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2012年5月24日のニュース