【大井記念】トーセンルーチェ2度目の重賞V

[ 2012年5月24日 06:00 ]

<大井記念>完勝で重賞2勝目を挙げたトーセンルーチェ

 国内ダート最長距離重賞「第57回大井記念」が23日、大井で行われ、単勝1・5倍の圧倒的1番人気トーセンルーチェが完勝。2月の金盃に次ぐ2度目の重賞制覇を飾った。課題のスタートも無難に決めて道中は6、7番手。向正面で慌てず徐々に進出。4角で3番手に押し上げ、直線はゴールまで200メートル以上残して先頭。リードを余裕で守り切る横綱相撲だった。主戦・張田は「気合が良く、ゴーサインにも従順に反応してくれた。力をつけており、条件戦で乗せてもらった頃とは雲泥の差。“これから”って感じ」と笑顔。6歳で素質開花の大器。次なる標的は偉大な兄フリオーソと2度目の対決となるG1帝王賞(6月27日、大井2000メートル)だ。

 ◆トーセンルーチェ 父マリエンバード 母ファーザ(母の父ミスタープロスペクター)牡6歳 船橋・川島正一厩舎所属 馬主・島川隆哉氏 生産者・北海道新冠町のハシモトファーム 戦績34戦8勝(南関東12戦5勝)総獲得賞金1億907万4000円。

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2012年5月24日のニュース