【共同通信杯】ミスターX 堅実なゴールドシップ

[ 2012年2月12日 06:00 ]

 東京メーン11R・共同通信杯(G3)は、2戦2勝のディープブリランテが断然の人気を集めているが、キャリアはまだ浅く、折り合い面に不安があるだけに人気ほど信頼はできない。

 一発狙うなら、4戦4連対と堅実なゴールドシップ。前走のラジオNIKKEI杯2歳S(2着)のレース内容を評価したい。スタートが悪く、いつも通り後方からの競馬となったが、ラスト600メートルで早めに動いて先行集団に取り付くと、そこからもう1段階ギアを加速させてしぶとく脚を伸ばした。経験の浅い2歳馬になかなかできる芸当ではない。

 前走は直線の短い阪神の内回りだったため、早めに仕掛ける形となったが、直線の長い府中なら、じっと我慢して自慢の末脚を一気に爆発させられる。話題のディープ産駒を差し切れるだけの能力は秘めている。

 3連単(3)→(2)→(4)(7)(8)(9)(10)(11)の6点。

 京都メーン11R・京都記念(G2)は、京都巧者のロードオブザリングが不気味。当地成績は【4213】でメンバー最多の4勝をマーク。昨年の京都記念は、3着ヒルノダムールと0秒2差の5着に奮闘。今年はそのライバルと重量2キロ差のアドバンテージがあり、逆転も十分可能。ほかにも勢いのある4歳勢は脅威となるが、ヒルノダムールを物差しにすれば、十分好勝負できるはずだ。

 3連複(5)1頭軸で相手(1)(3)(4)(6)(7)(9)の15点。

続きを表示

2012年2月12日のニュース