【京都記念】ユタカマジックさく裂!トレイルブレイザーV

[ 2012年2月12日 15:48 ]

 12日の京都11R「第105回京都記念」(G2・芝外2200メートル・良9頭)は、武豊騎手騎乗の5番人気、トレイルブレイザー(牡5=栗東・池江厩舎、父ゼンノロブロイ、母リリオ)が、好位から抜け出し優勝した。勝ち時計は2分12秒4。武豊騎手は26年連続重賞制覇で本走3勝目、池江調教師は本走初勝利。

 2012年の伝統のG2は9頭立てとなった。

 ほぼ揃ったスタートからスイートマトルーフがハナを奪うと、リッツィースターが続き、トレイルブレイザーが離れた3番手を追走する。人気を集めたダークシャドウはやや掛かり気味に4番手、ウインバリアシオンは最後方からレースを進めた。

 4コーナーを迎え、3番手を追走したトレイルブレイザーが一気に先頭に立つ。

 直線に入り、押し切りを図るトレイルブレイザーをダークシャドウ、ヒルノダムール、ウインバリアシオンの各馬が追うも、なかなか差が縮まらない。そのまま後続を抑えたトレイルブレイザーが昨年のアルゼンチン共和国杯以来、重賞2勝目を挙げた。

 2馬身差の2着にダークシャドウ、そこから1馬身1/4差の3着にヒルノダムールが入った。

 ◇トレイルブレイザー 5歳牡馬、父ゼンノロブロイ、母リリオ。北海道新冠町のノースヒルズマネジメント生産、馬主は前田幸治氏。戦績は19戦6勝(うち海外1戦0勝)、重賞2勝。獲得賞金は2億3459万7500円(うち海外292万9500円)。

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2012年2月12日のニュース