【阪神JF】武豊、24年連続へ「チャンス生かす」

[ 2011年12月8日 06:00 ]

<阪神JF>サウンドオブハートと新コンビを組む武豊

 サウンドオブハートと新コンビを組む武豊騎手はデビュー2年目の88年菊花賞(スーパークリーク)でG1初制覇を飾って以来、昨年のジャパンC(ローズキングダム)まで前人未到のJRA・G1・23年連続優勝を継続中。今年は地方・大井競馬場で行われた交流G1の帝王賞、JBCクラシック(共にスマートファルコン)に優勝しているが、JRA・G1優勝はまだない。残す今年のJRA・G1は阪神JF、朝日杯FS、有馬記念の3戦だけ。今回の阪神JFは24年連続G1優勝を懸けた貴重な機会だ。

 先月30日の1週前追いに美浦に駆けつけて騎乗した武豊は「強い馬を負かしてきてますからね。バネがあって、乗っていても気持ちのいい馬。せっかくこれだけのいい馬が回ってきたので、チャンスを生かしたい」と気合が入っている。

 通算956勝の松山師+3438勝の武豊を合わせて、計4394勝の“黄金タッグ”がJRA重賞で結成されるのは97年毎日王冠(ジェニュイン=5着)以来、実に14年ぶり2度目のこと。松山師は「彼も百戦錬磨だし、レースを熟知しているから。競馬に関しては何の心配もしていない」と名手の腕に全権委任している。

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2011年12月8日のニュース