【クイーン賞】クラーベセクレタ「欠点なし」V

[ 2011年12月8日 06:00 ]

地元での交流重賞クイーン賞を快勝したクラーベセクレタ(左)

 牝馬交流重賞「第57回クイーン賞」が7日、船橋で行われ、今年の南関クラシック2冠馬クラーベセクレタが単勝1・5倍の断然人気に応えた。好位追走から3、4角で進撃開始。残り100メートルを切ると、先に抜け出したプレシャスジェムズをきっちり捉えて半馬身抜け出した。主戦・戸崎は「レースセンスが抜群だからスローの競馬でも勝てる。速い時計にも対応できるし、欠点らしい欠点はないね」と笑顔。道営から船橋移籍後、初めて地元で出走し、ロジータ記念からの連勝で重賞9勝目。ダートグレード初制覇となった3歳大物牝馬の未来は洋々たるものだ。

 ◆クラーベセクレタ 父ワイルドラッシュ 母シークレットルーム(母の父タイキシャトル)牝3歳 船橋・川島正行厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績15戦10勝(南関東9戦7勝)総獲得賞金1億8225万円。

 

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