【ローズS】ホエールが主役!桜&樫女王に圧勝

[ 2011年9月19日 06:00 ]

<ローズS>マイネイサベル(右)の追撃を交わし1着となったホエールキャプチャ(左)

 阪神で行われた秋華賞の前哨戦「第29回ローズS」はホエールキャプチャがインから抜けて重賞2勝目。2着マイネイサベル、3着キョウワジャンヌまでが秋華賞切符をゲットした。桜花賞馬マルセリーナは6着、オークス馬エリンコートは10着に失速した。

【レース結果】

 ラスト1冠に向けて視界良好だ。阪神JF2着、桜花賞2着、オークス3着とG1では惜敗続きだったホエールキャプチャが、直線で最内から抜け出した。着差はわずか首だったが、池添はゴール前で流す余裕があった。

 「ゲートは普通に出たし、道中で少し行きたがったのもすぐに収まった。抜け出してから気を抜く面はあったけど、着差以上にいい内容だった」

 春に与えられた“宿題”をしっかりこなせたことに、池添は満足感を示した。前走・オークスではゲート内でチャカつき2馬身の出遅れ。これが致命傷となり、首+鼻差の接戦を落とした。だが、ひと夏を越して馬体重は大きく変わらなくても、精神面でたくましさを増していた。落ち着き十分に五分のスタート。折り合いもすぐについて、3角でマルセリーナが外から掛かり気味にかわしても全く動じなかった。ここでうまく脚をためられたことが、最後の伸びにつながった。

 G1馬2頭を差し置いてファンも1番人気に支持していた。「十分にG1で勝負になる馬なのに、春は結果を出せず悔しい思いをしたからね」と池添が最後の1冠への執念を見せれば、田中清師も「1回使ってテンションが上がらないかが心配だけど、次も落ち着いてさえいてくれれば…。普通にゲートを出たレースはみんな勝っているんだからね」と話した。

 今度こそはどうしても譲れない。秋華賞の5日後の10月21日、担当する腕利きの蛯名幸作厩務員(64)が定年を迎えることも、陣営の思いを強くさせている。今後は引き続き栗東に滞在。落とせない一戦へこん身仕上げで臨む。

 ◆ホエールキャプチャ 父クロフネ 母グローバルピース(母の父サンデーサイレンス) 牝3歳 美浦・田中清厩舎所属 馬主・嶋田賢氏 生産者・北海道新ひだか町千代田牧場 戦績9戦4勝 総獲得賞金2億2104万9000円。

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