【秋華賞を占う】G1馬2頭、見限るのは早計

[ 2011年9月19日 06:00 ]

 G1ホース2頭が完敗を喫したローズSだが、優勝したのは桜花賞2着、オークス3着のホエールキャプチャ。2着マイネイサベルもオークス6着馬で、春のクラシック出走馬によるワンツー決着。3着に条件戦を連勝してきたキョウワジャンヌが食い込んだが、春の勢力図を一変させるほどの大物は現れなかった。

 桜花賞馬マルセリーナ、オークス馬エリンコートは久々が響いた印象のレースぶり。やや負け過ぎの感もあるが、見限るのは早計だ。別路線では、古馬相手のクイーンSを制したアヴェンチュラが注目の存在。1分58秒2のレコード決着となった紫苑Sで鼻差1、2着したカルマートとデルマドゥルガーも、夏を越して力を付けており軽視は禁物だ。

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2011年9月19日のニュース