キングで高田がキングになった/中山大障害

[ 2008年12月28日 06:00 ]

 最強ジャンパー決定戦「第131回中山大障害」が27日、中山競馬場で行われ、2番人気のキングジョイが優勝。昨年2着の雪辱を果たした。スタートからしばらくは後方待機で末脚を温存。徐々にポジションを上げ、最後の直線では鋭い脚を繰り出して先に抜け出したメルシーエイタイムを差し切った。鞍上の高田はJ・G1初V。「本当にうれしい。位置は考えず馬の力を信じて乗った。最後まで思っていた通りの走りをしてくれた」とガッツポーズ。今後は来春の中山グランドジャンプ(4月18日)に照準を定め、障害G1秋春連覇を目指す。

 ◆キングジョイ 父マーベラスサンデー 母プリンセスエイブル(母の父ジェイドロバリー)牡6歳 栗東・増本厩舎所属 馬主・松岡隆雄氏 生産者・北海道新冠町川上牧場 戦績32戦4勝(うち障害14戦4勝) 総獲得賞金2億7729万3000円 主な勝ち鞍は中山大障害、京都ジャンプS、京都ハイジャンプ。6歳馬の優勝はボレール以来11年ぶり。

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2008年12月28日のニュース