父のために…ツヨシ産駒初の芝重賞を/関屋記念

[ 2008年8月6日 06:00 ]

重賞初Vを狙うトップオブツヨシ

 亡き父の名声を、高めたい。7月29日に急逝したダービー馬タヤスツヨシ産駒のトップオブツヨシが関屋記念(10日、新潟)にスタンバイ。勝てば同産駒初のJRA芝重賞制覇となるが、その可能性は大いにある。米子Sでは今回人気を集めるフサイチアウステルとタイム差なしの3着。山田助手も「確かにハンデ54キロと軽かったけど内容は良かった」と高く評価している。マイルの走破時計の1分33秒0も自己ベスト。オープンでのメドを立てての重賞挑戦となる。

 「良馬場ならきっちり走ってくれる。今回は重賞のメンバー相手で直線の長いコース。どこまで頑張ってくれるかだね。距離のマイルはいいし、力をつけているからね」
 山田助手が期待を込めて送り出す。「ツヨシの頂点へ」。見えない力が働くかもしれない。

続きを表示

2008年8月6日のニュース