G2優勝だけで?Mゴッホが“日本最強馬”

[ 2008年8月6日 15:08 ]

 2008年上半期(1月1日~7月31日)のJPNサラブレッドランキングが発表され、日経賞(G2)を制したマツリダゴッホが121Lで日本馬のトップとなった。JRAの公式サイトによると、日本ではG2優勝馬がG1優勝馬を差し置いて、トップとなるのは初めてだが、欧州ではまれに見られるという。

 ただ、実質的な1位は安田記念(G1)を制したウオッカで120M。同馬は牝馬であるため、牡馬と比較する場合には、4ポンドがプラスされ、本来は124Mに相当する。

 このほかのG1馬では、天皇賞・春の勝ち馬アドマイヤジュピタが118E、宝塚記念を制したエイシンデピュティが118L。今秋、凱旋門賞(仏G1)挑戦を予定しているメイショウサムソンは117L―Eとなっている。

 3歳馬ではNHKマイルCとダービー(ともにG1)を制したディープスカイが117Lでトップ。同じくマイルCとダービーを連勝したキングカメハメハや、皐月賞(G1)とダービーで2冠を達成したメイショウサムソンと並ぶレーティングとなっている。3歳牝馬のトップはオークス(G1)を勝ったトールポピーで109L。関東オークスを制した白毛のユキチャンは103I。

※ポンドの末尾のアルファベットは距離区分。M=1301~1899メートル、I=1900~2100メートル、L=2101~2700メートル、E=2701メートル以上。

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2008年8月6日のニュース