加藤一二三さん死去 愛妻家の一面 出会いは中学“授業ノート”きっかけ 引退の対局では…数々の逸話

[ 2026年1月22日 15:35 ]

2017年、引退会見で手を振る加藤一二三さん
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 将棋界で最高齢勝利、現役勤続年数、通算対局数など数々の記録を持ち、晩年は「ひふみん」の愛称で親しまれた、将棋棋士の加藤一二三(かとう・ひふみ)さんが22日、肺炎のため86歳で死去した。所属するワタナベエンターテインメントや日本将棋連盟が発表した。福岡県出身。戦前生まれ最後の名人経験者だったレジェンドは愛妻家としても知られていた。

 小4の時に目にした新聞の将棋観戦記と詰将棋に影響を受け、51年に南口繁一門下として関西奨励会入り。54年8月に四段昇級でプロ棋士になった加藤さん。14歳7カ月での快挙で史上初の中学生棋士となった。これは16年に14歳2カ月で四段に昇段した藤井聡太が更新するまで、62年にわたり維持された記録だった。

 妻は中学時代の同級生。棋士となり、学校を休みがちの加藤さんに授業ノートを貸してくれたことが縁で20歳の時に結婚した。

 愛妻家として知られ、引退の対局では最初に妻に礼を言うため感想戦もなく帰宅。その後の引退会見では「長年にわたって私とともに魂を燃やし、ともに歩んでくれた妻に深い感謝の気持ちを表したい」と話していた。

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