玉川徹氏 チーム大谷の再構築を提言「大谷さん、今、野球は絶好調だけど、やっぱり守りも固めないと」

[ 2024年5月10日 09:54 ]

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 元テレビ朝日社員の玉川徹氏が10日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。米司法省が8日(日本時間9日)、ドジャースの大谷翔平投手(29)の元通訳、水原一平被告(39)が大谷の口座から約1700万ドル(約26億5200万円)を盗んだとする銀行詐欺などの罪を認め、司法取引に応じたと発表したことに言及した。

 最高刑は禁錮33年だが、複数の米メディアは法律専門記者の見方として、司法取引によって禁錮7~9年ほどの刑となる可能性があると伝えた。司法取引の条件として大谷に被害額全額の1697万5010ドル(約26億4800万円)の返済や、追徴課税約114万ドル(約1億7800万円)を支払うことも求められるとした。

 水原被告が新たに虚偽の納税申告容疑や、歯の治療と称して6万ドル(約936万円)を大谷から横領していたことも判明した。スポーツ専門局ESPNによれば、昨年9月に水原被告は歯の治療と称して、大谷に6万ドルの小切手を振り出してもらったにもかかわらず、自身の口座に振り込み横領。実際の支払いは大谷のデビットカードで行った。また、スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」は「本件の有罪判決により、(服役後に)水原容疑者が国外追放、日本に強制送還されることは避けられない」と報道した。

 玉川氏は「われわれから見ると、チーム大谷というのは非常に万全のチームだと思ってましたが、水原氏の問題も出たし、あとネズ・バレロ氏の問題もありましたよね。しっかりした代理人だと思っていたら自分たちで通訳も置かずに、大事な大谷さんの直接の意向を結局、水原氏から聞いてるのをうのみにしてこんなことになっちゃってる。もっと早い段階で発覚している可能性は当然あったのに」と指摘。

 「大谷さん、今、野球は絶好調だけど、やっぱり守りも固めないといけないんじゃないですかね。つまりチーム大谷というものをもう1回、再構築し直した方がいいんじゃないですかね、ネズ・バレロさんも含めて。ちょっと危機管理があまりにもできていなかっただなって」と言い、「良からぬ者も寄って来るわけだから、チームとして大谷さんの利益を第一に考えて、きちんと危機管理をするようなプロフェッショナルをもう1回チームの中に再構築した方がいいんじゃないんですかねえ」と強調した。

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