堂本剛 退所決意に至った経緯説明 難聴の後遺症変わらず「音楽を続けるために大きな環境の変化が必要」

[ 2024年2月24日 22:44 ]

「KinKi Kids」堂本剛
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 3月いっぱいで「SMILE―UP.」(旧ジャニーズ事務所)を退所することを22日に発表したKinKi Kidsの堂本剛(44)が24日、bay fm「堂本剛とFashion&Music Book」(土曜後10・00)に出演し、退所を決意するに至った心境の変化や状況を語った。

 堂本は「個人の活動に関して、自分自身はフィールドを変えて、アーティスト活動、様々な活動をしていこうかなと思っています。ですので、今の会社との契約を終了し、自分の新しいフィールドに歩いて行こうと、そういう風に思っています」と報告。

 現在、懸命にリハビリをするリスナーからのメッセージを紹介し「僕自身も幾度となくリハビリもしていますし、トレーニングというか、自分のできる限りのことをやっています。そして今自分の過ごしている環境の中での最大限での方法で体のケアはしてきました」と語った。

 17年には突発性難聴を発症。病気と向き合いながら活動を続けており「つい先日、また病院に行きまして、新しい病院に行ってみたんですね。そこで聴力検査をさせてもらったんですけど、家族も一緒に同行してくれていたので、初めて受診させていただいた先生のリアクションが『ちょっと待って。本当に聞こえてないじゃない』って台詞を言っていたよって。それで『これで、どうやって歌ってんの?』って結構困惑されてたよって話を後で聞いた」と明かした。

 堂本は「自分自身も、少しは何か変わっているかなあと思いながら向かったんですけど…。音響障害的なものは若干変化しているかなと思ったりはしているんですけど、劇的に変わったという認識はなくて、『治った…』という夢見たりとか。でも起きると『夢か…。でももしかしたら本当に治っているかも…。夢か…』」ということもあったとした。そのため、新しい病院に行ってみたとし「やっぱり、環境を大きく変える必要があるんじゃないですかね」と言われ、自分自身のケアの仕方、自分自身でハンドリングしながら、スケジューリングしながら体を労わりながら、音楽を続けるために大きな環境の変化が必要になってきているなあと感じたんですよね」と語った。

 さらに「本当に長い月日をかけて、色んな方にお話をうかがったり、お話を聞いていただいたり、ご意見いただいたり、ご指導をいただいたり」とし、「人生一度きりだし、自分で自分を労わってあげなくてはいけないなと感じたり。だから個人のアーティスト活動に関しては、自分で決めていくこと、自分でハンドリングしていくこと、自分で調整して、耳をいたわりながら音楽を続けていく必要性があるなと。本当に色んな思いを持って、そういう決意に至りました」とていねいに説明。「人生一度きりだし、自分らしく生きてく。これからも色んな人たちと出会いますし、色んな人たちと自分の心をつなげながら生きていけたらな、と。一日、一日を大切に、自分の命も大切に思いながら過ごしていけたらなっていう風に思っております」と前を向いていた。

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