セクシー女優 「AV新法」改正求めデモ行進 テリー伊藤がエール「命がけだしピュア」

[ 2024年2月24日 05:20 ]

デモ行進を行うテリー伊藤(前列)とセクシー女優ら(撮影・塩野 遥寿)
Photo By スポニチ

 タレントのテリー伊藤(74)が23日、東京・JR有楽町駅周辺で行われたアダルトビデオ(AV)出演のトラブルを防止する「AV新法」の改正を求めるデモ行進にセクシー女優らと参加した。2022年6月施行の同法について「精査しないで新法ができてしまったような気がする」と疑問を呈した。

 同法は契約書面交付から1カ月間の撮影禁止、撮影終了から4カ月間の公表禁止などの義務を定めている。アダルトビデオなどを制作するSODクリエイトの社長で監督も務める野本義明氏(43)は「女優は契約してから1カ月間仕事ができず、良い作品を撮れても4カ月間アピールできない。作品制作のスピード感も失われる。契約も直前まで可能ならば、営業や企画もギリギリまでできて大型企画なども作りやすい。そのような企画実現が難しくなっている」などと弊害を挙げた。

 「人権的観点では新法に賛成。特に新人にとっては、契約後や撮影後に落ち着いて考え直す時間ができる」としつつも、空いた期間に女優が海外売春や違法ビデオ出演などに流れてしまう恐れがあることを指摘。「女優一人一人で契約や公表の形態が柔軟になることが望ましい」と力強く語った。

 今回のデモは「AV産業の適正化を考える会」が実施。参加したセクシー女優の吉川はすみん(27)は昨年5月にデビューするも「脱いで稼げると言われたけど、年収は40万だった」と吐露。佐々木咲和(33)は「この世界に憧れて入ってきた子もいるって分かってほしい。どうかAV女優の権利、認めてください」と涙ながらに話した。他の女優も現状からの変化を訴え、有楽町駅前で署名活動も行われた。

 テリーは「自分の体で勝負していて、やっぱり命がけだしピュア。応援したい」とエールを送った。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年2月24日のニュース