橋田康 旧ジャニ問題の渦中はほぼ無収入「ミュージカルとかで生計を…それが一切できなくなって」

[ 2023年12月23日 15:09 ]

橋田康のインスタグラム(@yasushi_mol)から

 ダンサーで俳優の橋田康(38)が22日、福岡RKBラジオ「仲谷一志・下田文代のよなおし堂」(月~金曜後3・00)にゲスト出演し、SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)の故ジャニー喜多川元社長による性加害問題の補償合意まで実質的な休業状態だったことを明かした。

 ジャニー元社長による性被害を告白していた橋田は16日、自身のX(旧ツイッター)で、「合意書にもサインし一通りの流れを終え、これで一区切りです。ひとまず報告」と投稿。提示された補償案に合意したことを明かしていた。

 補償額については争わず、提示額をそのまま受け入れた。「すごく裕福に暮らせているとか、全然そんなことことはなくて。じゃあお金が必要かと言われれば、本当に必要なんですけど、性加害問題、このジャニーさんのことで、僕はお金を求めていたわけじゃないから、そこは線引きをしたくて」と説明した。

 被害を告白してから、収入はほぼない状態で過ごしていたという。「性加害問題に向き合い続けた時間は、お金に全然ならなくて。今までミュージカルとか、そういうもので生計を立てていたんですけど、それも一切できなくなっている状態なので」と打ち明けた。「それを訴えている段階というのは、イメージも悪いですし、作品に影響が出ちゃうというのも…」と理由を語ると、パーソナリティーのタレント仲谷一志は「イメージが悪いというのは絶対ないと思うんだけども、これがまだ業界の中の価値観なんでしょうね」と残念がった。

 仕事への影響は今も続いているという。「すべてを終えた状況であっても、僕は性加害問題、旧ジャニーズ問題での知名度、認知度が高まってしまったことで、作品に影響が出ちゃうとかというので、“ちょっとごめんなさい”というのがやっぱりあって」。それでも「僕自身、性加害問題、性被害に遭った人間、“(被害が)ありました。こうです。未来を変えていきたいです”と言った人間が、もう二度と人の前に立てないような状況に追いやられてしまうということは、あってはいけないことだと思うので、僕自身が頑張って、打破できたらいいなと思っています」と、前向きな気持ちは失っていなかった。

 今後も芸能活動を継続していく。「僕はミュージカルとかをやっていたし、表現すること、ダンスすること、お芝居をすること、テレビとかもそうですけど、表現することが大好きなので、そういうことが何の屈託もなくやれるようにはなりたいですよね」と、希望を口にしていた。

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