TOBE滝沢社長 旧ジャニーズとの共演「あり」将来的“雪解け”を示唆 言葉を選び「見守りたい」

[ 2023年12月23日 04:00 ]

TOBEの東京ドームライブ「to HEROes ~TOBE 1st Super Live~」のビジュアル(C)TOBE Co., Ltd.
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 TOBE社長の滝沢秀明氏が、昨年10月に旧ジャニーズ事務所を退社して以来、初めてメディアの取材に答えた。今年3月のTOBE設立から9カ月。「自分の理想の形にはなっています」と、ここまでの手応えは上々だ。IMP.をデビューさせるなどプロデューサーとして手腕を発揮し、SNSでの“におわせ”も大きく注目を集めた。

 今後は「アーティストのみなさんがなぜTOBEに来たのか、その答えを出さなきゃいけない」と話し、「東京ドームで答えを出すことではないけど、みんながその覚悟を見せる場所でもあるのかなと思う」と、自身にとっても大きな意義のあるドーム公演だ。
 ドーム公演を恒例化させる計画もある。「まだ武器は少ないですけど、ドームをきっかけに日本はもちろん、世界の方にどう届けていくか。グローバルに認められるアーティストをつくっていきたい」と目標を掲げた。

 既に“TOBEジュニア”も誕生。オーディションを春と秋に2度開催し、約25人の練習生が加入した。「毎週レッスンを受けている。全員男性で小学生から中学生」と明かし、ドーム公演のバックダンサーを務めるべく練習を重ねている。一方、新人募集時に性別の制限は設けておらず「僕の中でいつかは女性のグループも可能性としてはあるなと思う」とも語った。

 今年、恩師でもある故ジャニー喜多川氏の性加害問題が日本を震かんさせた。事務所は廃業が決定し、マネジメント業務は新会社「STARTO ENTERTAINMENT」が継承。愛着のあった「ジャニーズ」の名前が消えた。

 現状について「僕がコメントをすることが正しいのか間違ってるのか分からないですけど、個人の意見としては見守りたい」と言葉を選びながら思いを口にした。「(旧ジャニーズ事務所)過去のタレントさんは凄く大事。今もその気持ちは変わってない。とにかく見守りたい」と語った。TOBEで仕事を進める上でも、旧事務所のタレントと「バッティングしないように気にはしている」と明かし、今後の共演も「ありだと思う」と話した。

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