杉村太蔵「なんでこんな逆風なの?」　プロ野球優勝パレードに持論「5億ぐらいならやった方がいい」

杉村太蔵
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　元衆院議員でタレント杉村太蔵（44）が8日放送のTOKYO　MX「バラいろダンディ」（月～金曜後9・00）に生出演。プロ野球で38年ぶりの日本一に輝いた阪神の優勝パレードなどについて持論を展開した。

　番組ではプロ野球で阪神がオリックスとの日本シリーズを制し、38年ぶりの優勝を飾ったことを紹介。杉村は「大阪の人の阪神ファン熱は、僕ら北海道の人間からするとちょっと桁が違うなと」とコメント。「リーグ優勝した時の夜にたまたま大阪に泊まったんですけど、夜11時ぐらいにテレビをつけたらタイガースのビールかけの模様が生中継されていて、ただただダラダラとビールかけしてたんです。何の締まりもない解説も実況もない、まるでYouTubeのライブ配信かと。誰が見てるんだこれ!大丈夫かと。でもそれが翌日聞いたら最高視聴率だったらしいんです。いや凄いですよね」と感想を述べた。

　また、23日に開催予定の阪神とオリックスの優勝パレードについて兵庫・大阪の2都市で2球団が行うことから、警備費や車両費などを含め約5億円を見込まれていることも紹介。パレードの正式名称が、兵庫・大阪連携「阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード」～2025年大阪・関西万博500日前！～と万博PRの狙いが色濃く出た内容に「便乗するな!」と批判の声が上がっていることも報じた。

　番組MCのふかわりょうから「（優勝パレードは）万博のエネルギーになると思います?」と質問されると、杉村は「しなきゃダメですよ。万博のエネルギーがなさすぎるから」と即答。問題となっている優勝パレードについては「やったらいいじゃない。たかだか5億ぐらいなのに」とコメント。「優勝パレードで盛り上がって、集まった人たちが飲んだり買い物したりしたら、もの凄い経済効果ですから。38年に1回しか起きないことですよ。あんまりケチくさい考え方になってもね、縮小ばっかりになってしまう。使う時にはドーンと使った方がいいというのが僕の考えですけどね」と持論を展開。

　ふかわが「万博には“得体の知れない向かい風感”がある」と表現すると、杉村は「なんでこんな逆風なの?五輪の時もずっと逆風だったでしょ?なんか国際的なビッグイベントが全部そうじゃない?」と疑問視。この発言を聞いたふかわから「あなたこそデビューしてからずっと逆風でしょ!?」とツッコまれるとスタジオに笑いが起きた。