テレビ東京「ハイエナ」③　初めて見る“恋愛下手”な山崎育三郎

篠原涼子と複雑な絡みを見せる山崎育三郎（C）ドラマ「ハイエナ」製作委員会
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　テレビ東京ドラマ「ハイエナ」（金曜後8・00）で主演の山崎育三郎（37）が演じているのは恋愛下手のエリート弁護士だ。1話では篠原涼子（50）演じる弁護士の色仕掛けに引っかかり、敗北を喫する。

　清水俊雄プロデューサーも「堅物といいつつも女性が苦手な部分はピュアで子供っぽい。だからこそ篠原さんとの対比がいいエッセンスになっていると思います」と役柄を説明する。そんな自身の役について山崎は「恋愛の偏差値が中学生なのは共感できない。なぜそうなるのかといつも思っています」と分析している。劇中ではアドバイスを真に受けすぎて、女性に高級腕時計をプレゼントしてしまうなど、純粋さが裏目に出る役を好演している。

　清水氏は「バラエティー番組とかでやられているひょうきんなこともするいつもと違った育三郎さんの面が見れるのではないかなと思いました」と起用の理由を語った。実際に劇中では山崎が他のドラマではあまり見せない慌てふためく様子が見られる。「山崎さんの新たな一面を見ることができると思います」。「ミュージカル界のプリンス」の新たな一面に注目だ。