岩下尚史氏 「日本語の最後の牙城のような気がする」 詞の世界観を絶賛する女性アーティストとは

[ 2023年11月7日 18:01 ]

岩下尚史インスタグラム(iwashita_hisafumi)から

 作家の岩下尚史氏が7日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に生出演し、人気女性アーティストの詞の世界観について語った。

 昨年50周年を迎え、2日は園遊会にも招かれたそのアーティストは、シンガー・ソングライター松任谷由実(69)。岩下氏は「ユーミンはこの間も園遊会にお出になっていたけど、ユーミンってあれよ?大げさじゃないけど、日本語の最後の牙城のような気がする」と評した。

 岩下氏が絶賛するのは、その詞の世界観。「文学もだいぶ力ないじゃない?小説も。ユーミンはずっと日本語で歌ってきて、自分でお作りでしょう?自分で曲付けてね。日本語を残すというと、ユーミンかな?」。外国語を極力使わず、日本語を大事にする姿勢を称賛した。

 MCのフリーアナウンサー垣花正が「本人はそんな自覚があるんですかね?」と疑問を口にすると、岩下氏は「あると思う」と返答。「若い時は分からないけど、ある時から新曲を聴いていくと、自覚がおありになって作っているような気がする」とも話した。

 またユーミンの詞を、和歌と比較して論評した。「和歌もそうじゃない?和歌って調べが大事だから。意味じゃない」。さらに「彼女のテーマは恋と季節のうつろいじゃない?まるで和歌なんです」とも。「本当にこの方は文化功労者にふさわしい。文化功労者をもらう人にもいろいろあるけどね、ユーミンはふさわしいよね」。毒をまじえつつ、ユーミンを褒めちぎっていた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年11月7日のニュース