TBS「下剋上球児」④ 黒木華、小日向文世 演技派たちが作品のスパイス

[ 2023年11月2日 07:00 ]

野球部部長の教師を演じる黒木華(C)TBSスパークル/TBS 撮影:ENO
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 弱小の高校野球部が奇跡の甲子園出場を目指すTBS日曜劇場「下剋上球児」(日曜後9・00)。鈴木亮平(40)演じる監督や野球部員だけでなく、演技派の役者陣が存在感を放っている。

 野球部部長の教師を演じるのは黒木華(33)。子供の頃から高校野球を愛し、強豪校から転籍してきた人物だ。新井順子プロデューサーは「ギャンギャン言うので、見ている人にうっとうしく思われそうな役だけど、そう思わせない。熱量が可愛く見えて、どこか応援したくなるキャラクターになりました」と大満足している。

 監督から「教員免許を持っていない」と打ち明けられ、秘密を抱えて葛藤する役どころ。「重くなりがちなところを重くなりすぎないようにしてくれる。いいスパイスになっています」と評価した。

 小日向文世(69)が演じる金持ちの大地主も強烈なインパクト。野球部のエースである孫を応援するため、勝手に練習試合を組むなど自由に振る舞う暴走老人だ。新井氏は「もっと普通に演じることもできる役。小日向さんじゃなかったら、あんなに面白くならなかった」とこちらにも満足している。

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