無名時代の高知東生がディスコで乱闘を演じた相手「やっぱり、こいつ、いい奴やなって」

[ 2023年9月14日 19:22 ]

俳優の高知東生
Photo By スポニチ

 俳優の高知東生(58)が14日に更新されたYouTube「愛甲猛の野良犬チャンネル」にゲスト出演。芸能界入りのきっかけとなった「乱闘事件」の一部始終を明かした。

 高知市出身の高知は20歳の時に上京。さまざまな職業を経験した後の28歳で芸能界に飛び込んだ。チャンネルのホスト役を務める元プロ野球選手の愛甲猛氏からスカウトされた経緯を聞かれ、「嶋大輔ってヤツがいまして。それと大喧嘩したんですよ」と衝撃のエピソードを語り始めた。

 もともと高知は、嶋大輔の大ファン。素人時代の高知がディスコへ遊びに行ったところ、売れっ子の嶋大輔が女の子を引き連れてVIP席にいた。「握手してほしい、と思って、そこへ行こうとしたら、黒服が止めるわけですよ。どこの馬の骨か分からないヤツを入れるわけにいかないから」。高知は突き飛ばされて、一旦は退散した。

 ただ、頭に血が上った高知は、簡単に引き下がらない。黒服の目を盗み、VIP席への「侵入」に成功。本人に「嶋大輔、オレ、大ファンなんだ」と言うつもりが、黒服に一蹴された怒りが残っていたうえ、嶋が高知をにらんだように思えて、「お前が嶋大輔か!」と、まるでケンカを売るような台詞に「変換」されて口から出てしまった。

 嶋が「お前、誰や!」と応戦すると、高知は「ちょっと、お前、表へ出ぇ」と取り返しのつかない言葉を吐いてしまった。あとは、お決まりの大乱闘。嶋の右ひじが当たった高知は2本歯が吹っ飛び、その顔を見て、気が抜けたような声を聞いた嶋は爆笑。そこでノーサイドとなった。

 「お前、人の飛ばした歯拾えって(嶋に)言ったら、あいつイイ奴で、ホールのみんなを止めて、オレの歯を探してくれたんですよ。また、あいつ優しいんですよ。後輩に瞬間接着剤を買ってこさして、オレの歯2本と一緒に“ごめんな”って渡してくれて。やっぱり、こいつ、いい奴やなって」

 これが縁となり、高知は「いい奴」の事務所からデビューすることになった。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年9月14日のニュース