乃木坂46久保史緒里　「劇団☆新感線」初出演で「殻を破りたい」

人気劇団「劇団☆新感線」の舞台「天號星」制作発表に登場した乃木坂46の久保史緒里（中央）＝撮影・小田切　葉月
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　乃木坂46の久保史緒里（21）が20日、都内で人気劇団「劇団☆新感線」の舞台「天號星」（9月14日～10月21日まで、東京・THEATER　MILANO―Za）の制作発表会見に出席した。本劇団の参加は初めて。「乃木坂の時とはまた違う姿をお見せしたい」と意気込んだ。

　同作は江戸の町で裏稼業に生きる人々の人情劇を描く奇想天外のチャンバラ時代劇。主演は俳優古田新太（57）。古田は「チャーミングだし、終わる頃には“おとっつぁん”と呼んでもらえるくらい手懐けたい」と久保の印象を語る。

　それを受けて久保は「終わる頃にはそう呼びたいし、いつかお酒を飲み交わせたら…」と言うと、すかさず古田から「あさって！」とお誘い。会場が笑いに包まれた。

　現在NHK大河ドラマ「どうする家康」に出演するなど女優として注目を集めながら、グループ随一の高い歌唱力も持ち味。演出のいのうえひでのり氏は「乃木坂では歌わないような、ゴリゴリの歌を歌ってもらいます」と、久保の歌唱シーンがあることも示唆。久保は「緊張はありますがそれに負けず、殻を破っていきたい」と力強く語った。