「らんまん」田邊教授“ゲスな嫌み”言われ…今度は大窪さん標的「ゲスな連中」ネット同情「教授も気の毒」

[ 2023年7月10日 08:15 ]

連続テレビ小説「らんまん」。大窪(今野浩喜)(C)NHK
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 俳優の神木隆之介(30)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は10日、第71話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。脚本はNHK「流行感冒」「群青領域」「旅屋おかえり」なども手掛けた注目の劇作家・長田育恵氏。神木の朝ドラ出演は2007年度前期「どんど晴れ」以来16年ぶり2作目。初主演となる。男性主人公は20年度前期「エール」(窪田正孝)以来3年ぶり。

 第71話は、植物の名付け親になるべく、誰もが認める図鑑を作り始めようと決意した万太郎(神木隆之介)。そのため、昼間は大学で研究、夜は大畑(奥田瑛二)の印刷所に通うことになると寿恵子(浜辺美波)に伝える。寿恵子は了承も、万太郎の身体が心配…。一方、田邊教授(要潤)は動物学教授・美作秀吉(山本浩司)に、実績が出ていないことについて嫌みを言われ、イラ立つばかり。そのイラ立ちを講師の大窪(今野浩喜)にぶつけてしまう…という展開。

 万太郎は「本篇」より先に「図篇」に取り掛かるプランを寿恵子に示した。

 美作の動物学は、海洋生物における新発見が続き、臨海実験所の建設が認められた。牡蠣やアコヤ貝の養殖も予定し、張り切っている。美作は日本初の動物学教授。兄も東京大学の教授で、将来の総長と目されている。

 田邊が意欲的だった御茶ノ水の高等女学校の校長は、美作に話が回ってきて引き受けた。「聞けば、あなたの今の奥方は、つい5月までうちの生徒だったとか。どうです、我が女生徒を妻にした感想は」。田邊は答えに窮し、苦笑した。

 会議から戻り、大窪に声を掛けられた田邊は「あれ、どうなった?トガクシソウだよ。いつになったら咲くんだ。小石川植物園には、伊藤圭介翁がいただろ。トガクシソウを秘匿しているかもしれん。だいたい、君の落ち度だろ!夏の採集旅行、日程も採集地も現地の案内人も、君の手配だっただろ。君は、自分の責任を自覚したまえ!口先だけのゲスな連中ばかりだ!」――。大窪は「申し訳ありません」と頭を下げた。

 万太郎を「素人」「虫けら」呼ばわりした田邊だが、今度は大窪を口撃。SNS上には「最後の『ゲスな連中だ』は言うべきではない」「ゲスな連中。これは美作に向けた言葉なんだろう。けど、大窪かわいそう」「田邊教授も気の毒だけど、大窪さんに当たらないで」「あんなんゲスい嫌み言われたら、田邊教授もダークサイドに落ちるよねぇ」「荒れていく田邊教授が心配になる」「まつさんの言葉を伝えたい。自分の機嫌は自分で取れ」「どんどん孤立していく田邊教授と、自然に人が集まってくる万ちゃんとの対比がつらい」などの声が相次いだ。

 万太郎は久々に大畑印刷所へ。図鑑作りはどうなる?

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