テイラー・スウィフト“伝説”へ ソロ初4日連続東京ドーム 世界の歌姫、5年ぶり来日公演

[ 2023年6月21日 01:00 ]

東京ドームで4日間連続公演を開催するテイラー・スウィフト
Photo By 提供写真

 米歌手テイラー・スウィフト(33)の5年ぶりの来日公演が決定した。自身6回目で、コロナ禍後では初めて。来年2月7~10日に東京ドームで開催する。同所での4日間連続公演はソロ歌手では史上初。3時間超にわたってヒット曲を惜しみなく披露する“ベスト盤”的なプレミアステージとなりそうだ。

 来日公演は18年11月に東京ドームで2日間連続で行って以来、5年3カ月ぶり。この2倍の4公演で約20万人前後を動員する。

 東京ドームでの4日間連続公演は、海外アーティストでは15年11月に韓国ユニット「BIGBANG」が開催して以来、史上2組目。洋邦含めソロ歌手では英ロック歌手のスティング(71)が88年10月に行って以来、36年ぶりとなる。ただ、この時は最終公演が氷室京介(62)との共同開催だったため、単独名義では今回が初めて。日本最大級の広い会場で、喉や体力面などの負担が1人だけにかかるソロ歌手としてはハードな挑戦となる。

 さらに、いずれも長丁場のステージになりそうだ。今年3月に米国でスタートした世界ツアーの一環として開催。「時代」を意味する「ジ・エラズ」をツアー名とし、これまでのライブではデビューから17年を振り返るようにヒット曲を網羅している。主催するエイベックス・エンタテインメントの遍々古(べべこ)史希プロデューサーは「すでに開催されている北米ツアーでは3時間を超えるパフォーマンスを披露しています。巨大セットで複数のステージを縦横無尽にパフォーマンスする姿を、東京でぜひファンの皆さまに見ていただきたいです」と呼びかけた。

 テイラーはフォーブス誌による「22年度に最も稼いだエンターテイナートップ10」で9位と女性で唯一ランクインするなど、絶大な人気を誇る。昨年10月の最新アルバム「ミッドナイツ」は収録曲が米ビルボードチャートの1~10位を独占する史上初の快挙を達成。16歳でデビューした歌姫は、30歳を過ぎても名実ともにトップを走り続けている。6回目の来日公演にしてどんな伝説を残すのか、早くも楽しみだ。


 ≪マイケル・ジャクソンの離れ業 同月内に3日連続公演×3≫ソロ歌手の東京ドーム連続公演では、88年12月にはマイケル・ジャクソンさんが3日間連続公演を同月内に3回開催するという離れ業を演じた。それぞれ中5日、中4日と休息を入れることで充電した。女性ソロでは93年12月にマドンナ(64)、18年5月に安室奈美恵さん(45)がそれそれ、5日間で4公演に挑んだが、ともに中1日の休みを入れている。


 ◇テイラー・スウィフト 1989年12月13日生まれ、米ペンシルベニア州出身の33歳。06年6月にシングル「Tim McGraw」でデビュー。10年のグラミー賞で史上最年少で最優秀アルバム賞を受賞するなど4冠を獲得。日本ではフジテレビ「テラスハウス」の主題歌「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない」(14年)が特に有名。ファンの総称はスウィフティーズ。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年6月20日のニュース