市川團十郎 長男・新之助の「助六」 妻・麻央さんの生前言葉に「麻央にも父にも…本当に見て欲しかった」

[ 2023年6月20日 15:45 ]

十三代目市川團十郎白猿
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 歌舞伎俳優の市川團十郎白猿(45)が19日、自身のインスタグラムを更新。長男の市川新之助(10)が18日に開かれた「成田屋のつどい」で、歌舞伎十八番「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」の出端(では)を初めて披露したことについて思いをつづった。

 成田屋にとって「助六」は「勧進帳」と並ぶ人気演目。新之助は主人公・助六(実は曽我五郎)を演じ、團十郎は舞台上で後見を務めて見守った。

 投稿では「伝統を早くから受け継ぐという事は、本当に大変な事だと思います。私自身も通った道とは言え、本当に大変だなと思います。昨日は多くの方々の前で倅が助六の出端を披露し、倅自身も何かを感じ苦しい稽古もありますが楽しかったようで、何よりです」と安どした様子。

 「いくら親がやる気でも本人次第 何事も、、麗禾もしっかりと弟の姿を見て涙ぐんでました、、そして妹の翠扇の姿を見て未来の自分も少し重ねたのかなと私は感じましたが、父としてはそればかりでなく大きく羽ばたいて欲しい。そう思いました」と、長女で舞踊家・市川ぼたんの姿も含めて父親としての思いをつづった。

 「そして 生前 麻央がカンカンの助六をいつか見たい、カンカンの助六する日が来たら泣いてしまいそうね、と、、ふとその事 思い出しました」と17年に34歳で死去した妻・小林麻央さんの言葉を思い出したという。

 「見て欲しかった、、本当に、、見て欲しかった、、麻央にも父にも、、空の上から見ているとは思うけれど 見て欲しかった」と、麻央さんや父で十二代目・市川團十郎さんに思いを馳せた。

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