市村正親、鹿賀丈史Wキャスト主演「生きる」発表 志村けんさん初演観劇 市村「楽屋で涙を流してくれた」

[ 2023年6月20日 13:46 ]

ミュージカル「生きる」の制作発表会見で歌唱した市村正親 (撮影・小田切 葉月)
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 俳優の市村正親(74)と鹿賀丈史(72)がダブルキャストで主演するミュージカル「生きる」の制作発表会が20日、都内で行われた。

 1952年に公開された黒澤明監督の同名映画のミュージカル化で、胃がんを患い余命を懸命に生きる男の姿を描いた作品。2018年に市村と鹿賀によるダブルキャストで初演され、今回が3度目。新キャストも迎えて再演に挑む市村は「濃いキャストがそろっているので、その濃さに負けないように…」と言うと、すかさず鹿賀がマイクを握り「そんなことないよ」とツッコミ。劇団四季時代からのゴールデンコンビが、ステージ外でも息ぴったりな様子を見せた。

 初演の時には、20年に70歳で亡くなった志村けんさんが観劇しに来たことを明かした市村。「終わった後に楽屋に来てくれて“これがミュージカルだ!”って涙を流しながら感動してくれていた」と振り返る。「けんさんお墨付きの作品。天国でも見てくれていると思う」と話した。

 9月7~24日まで東京・新国立劇場中劇場、9月29日~10月1日まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。

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