ビスケットブラザーズがキングオブコント第15代王者 歴代最高963点で3018組頂点!浜田ビンタ祝福

[ 2022年10月8日 21:47 ]

<キングオブコント2022> 優勝したビスケットブラザーズのきん(左)と原田泰雅 (撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 コント日本一を決める「キングオブコント2022」決勝が8日、TBS系「お笑いの日2022」(後2・00)番組内で生放送され、3年ぶり出場の「ビスケットブラザーズ」が15代目王者に輝いた。

 ビスケットブラザーズはコットン、や団とともにファイナルステージへ進出。1stステージで山で野犬に襲われた男(きん)が、セーラー服にブリーフ姿の奇妙な男(原田泰雅)から助けられるぶっ飛び設定のネタで、10組中最高の481点を獲得した。審査委員長の「ダウンタウン」松本人志は自身歴代最高の98点を付け、「100点付けても良かったくらい。あと2組残っているのでこうなりました」と、ほぼ100点という絶賛ぶりだった。続くファイナルでも、女性2人同士の会話から奇想天外な展開で爆笑を誘い、482点を獲得。1stステージの11点リードを守り切り、合計963点で栄冠を手にした。

 静かにガッツポーズするきん、恐縮そうに両手を合わせたが、優勝の瞬間にしては地味すぎるシーンに。すると、MCの「ダウンタウン」浜田雅功が原田に、“祝福”とばかりに突然のビンタを見舞った。スタジオは爆笑に包まれ、原田も「え~!?」を連呼していた。

 ツッコミのきん、ボケの原田泰雅によって11年に「暴れ人」として結成。その後、現在のコンビ名に改名した。20年にytb漫才新人賞に、21年にはNHK上方漫才コンテストを優勝。賞レースにも強いコンビとして定評がある実力派が、栄冠をつかんだ。

 原田は「すごいうれしいです。大阪で頑張ってきて、大阪にはまだまだおもしろい芸人たくさんいるんですけど、えらい差がついてもうたなという気がしています」と“上から目線”でボケた。きんからは「どこがやねん!」とツッコミが飛んだ。

 合計963点は、大会歴代最高得点。きんは「十分楽しい人生なのに、もっと楽しくなっちゃう」と、ポジティブすぎる感想で拍手を浴びていた。

 今回で15回目を迎えたキングオブコントは、3018組が参加。9月に行われた準決勝で決定した10組のファイナリストが、優勝賞金1000万円をかけて火花を散らした。昨年は「空気階段」が優勝した。

続きを表示

この記事のフォト

2022年10月8日のニュース