「ちむどんどん」痴漢の疑い晴れ…ニーニー、清恵を“後ろからガバッと”鶴見の三郎&銀座の房子が助言

[ 2022年9月13日 08:15 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」第112話。暢子(黒島結菜)に励まされる賢秀(竜星涼)(C)NHK
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 女優の黒島結菜(25)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は13日、第112話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算106作目。タイトルは沖縄のことばで「チム(肝=心)が高鳴る様子」「胸がドキドキする」という意味。映画「パッチギ!」「フラガール」などで知られ、2014年後期「マッサン」を担当した羽原大介氏がオリジナル脚本を執筆。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄を舞台に、沖縄料理に夢を懸けるヒロイン・比嘉暢子(のぶこ)ら個性豊かな4きょうだい、本土復帰からの歩みを描く。

 第112話は、沖縄料理店「ちむどんどん」の前で賢秀(竜星涼)と清恵(佐津川愛美)が鉢合わせ。賢秀は清恵に「話がある」と訴えるが、清恵は頑なに拒否。2人の思いはすれ違ったまま…という展開。

 賢秀は痴漢と間違われ、警官に連れてこられた。疑いは晴れ、3カ月前の誕生日会が開かれた。

 賢秀の帰り際、暢子は「きっとリリーさん(清恵)も、ニーニーと同じ気持ちと思う。リリーさん、言っていたよ。一番大事な人にひどいことをして、落ち込んでいるって。ニーニーのことじゃない?」「ニーニーが幸せになれる相手は、リリーさんしかいない。分かるわけ。やんばるの野生児の勘さ」などと励ました。

 暢子が清恵のことを電話で房子(原田美枝子)に伝えた途端、清恵が銀座の「アッラ・フォンターナ」のオーナー室に現れた。清恵は、皮付き豚肉は猪野養豚のもの、賢秀も猪野養豚にいると暢子への伝言を託す。房子は清恵とワインを飲み「過去の自分に意地を張ってるなんて、つまんない。心変わりしたっていい、ウソつきになったっていい。だって、好きな人と一緒にいたいじゃない」などとアドバイスした。

 鶴見・あまゆ。三郎(片岡鶴太郎)は賢秀の事情を聞き「(豚を一生の仕事にしたいと)そう思わせてくれた女と一緒になりてぇ。そういうことなんだろ?ただ一言、悪かった、あれはウソだったと言え。うまく言えなかったら、黙って後ろからガバッと抱き締めろ。それで全部伝わる」などと背中を押した。

 杉並・歓楽街。賢秀は清恵を見つけた。三郎の助言通り、清恵を“バックハグ”した。2人はどうなる?

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